おはようございます

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堀井です。

今回のテーマは、「為替相場がなぜ動くのか」です。

「チャート」と呼ばれる図の
グラフが上がったり、下がったりを繰り返していますが、
なぜこのようにFX相場が動くのかについて
解説していきたいと思います。

FX相場が動く3つの要因

FX相場が動く要因は大きく分けて3つあります。

1. 政治
2. 経済
3. 需給

耳慣れない言葉があると思いますので、
ひとつずつわかりやすく解説していきます。

1つ目の要因: 「政治」

政治に対する「期待」で
相場が動くことがあります。
例えば、2016年10月2日あたりで大きく上昇しています。
（「急騰」ともいいます）

このときは、アメリカでは大統領選挙が行われていました。
新しいアメリカの大統領への「期待」によって
急騰が起こったのです。
日本の政治家・総理大臣が変わっても動くときがよくあります。

「地政学リスク」でも相場が動きます。
地政学リスクとは、北朝鮮のミサイル発射やテロの発生など
特定の地域の政治の問題です。

たとえば、2017年9月3日で大きく下落しています。
このとき、北朝鮮がミサイルを発射しました。
このようなリスクが起こると、下落することがあります。

2つ目の要因: 「経済」

経済の中でも「金融政策」や
「財政政策」というものがあります。

ニュースでよく「日銀の総裁が～」とか
「日銀の金融政策が～」とかいった言葉を
聞いたことがあると思います。
日本では日本銀行、アメリカではFRB、
ヨーロッパではECBというように
金融政策を行う金融機関があります。

こういった金融機関の政策によって
相場が動くこともよくあります。

たとえば、2014年9月28日では、
日銀が政策を発表したことによる期待で
相場が上昇しました。

財政政策とは、「アベノミクス」などのことです。
そういった財政政策が発動されると
相場が動くことがあります。

たとえば、2012年12月から翌年3月にかけての上昇は
安倍総理大臣の政策への期待によるものです。

3つ目の要因: 「需給」

FXの取引をする人には、
FXの「差益」でお金を稼ごうとする人が多いと思います。
そうではなく、実際にドルや円が欲しくて取引する人もいます。

たとえば、トヨタはアメリカで自動車を販売しています。
アメリカで販売しているので、利益はドルになります。
この利益を、トヨタが日本円に変えるとき、
ドルを売って円を買う動きがあります。

このように、実際の売り上げを両替するときに
FX相場が動くこともあります。

相場の未来を読む第一歩

「政治」・「経済」・「需給」
これらの3要素は比較的難しいものです。
「よくわからない、けどFXに興味がある！」という方は、
まず、経済に興味を持ってみましょう！

おすすめの方法は、
1. 日経新聞を買ってみる
2. 「ワールドビジネスサテライト」を見る
3.「モーニングサテライト」を見る
の3つです。

日経新聞を買ってみる

コンビニや駅の売店で買ってみてください。
日経新聞を読んでみることで、
何となく経済の動きがわかるようになってきます。

「ワールドビジネスサテライト」を見る

「ワールドビジネスサテライト」とは
平日の夜11時から、テレビ東京で放送されている番組です。
かなり見やすく編集されているので、
経済に今まで興味が無かった人にもおすすめです。

「モーニングサテライト」を見る

「モーニングサテライト」は、
同じくテレビ東京で
平日の朝6時から7時に放送されている経済番組です。

「忙しくてTVを見る暇がない！」という方は
録画して後で見るのもいいですし、
テレ東オンデマンドに契約すれば（月額500円）
いつでも見ることができます

特に「モーニングサテライト」では、
その日のドル・円やFX相場の動きについて
専門家が解説するコーナーもあります。
それを見るだけで、知識がついていきますので、
ぜひおすすめです。

まとめ

一度にたくさんことを始めるのではなく
少しずつ経済や為替の動きに
慣れ親しむことが非常に重要です。

また、経済に興味を持つことは
FXで勝つことだけでなく、
今後のビジネスにも役立つはずです。

早速、明日の朝、コンビニで日経新聞を買いましょう！
そして、経済に少しずつ慣れていって
FX相場で勝てるようになっていきましょう！