今回のFX講座は
証拠金維持率についてです。
証券会社に預けるお金の事を
「証拠金」と言い
FX取引と証拠金の割合の事を
「証拠金比率」と言います。
大事な用語なので、
しっかり覚えていきましょう。
Contents
いくら損するの?得するの?
FXでは、取引している通貨に関わらず
全て「通貨」という言い方をします。
例えば10万ドルの事を10万通貨、
10万ユーロも10万通貨と言います。
10万通貨に対して1円動くと
10万円の損・得をする事になります。
詳しくは別の動画で説明していますので
分からない方は、そちらをご覧下さい。
レバレッジ
FXの特徴、メリットとして
レバレッジというものがあります。
レバレッジは、てこの原理とも呼ばれ
小さい物を大きく動かすという意味です。
例えば、証拠金が10万円あった時
レバレッジ20倍のFX会社と取引すれば
10万円×20倍で200万円分の
取引が出来るようになります。
これがレバレッジで
1ドル100円とすると、2万通貨分の
取引が可能となるのです。
仮に2万通貨を持っていたとして
1円動くと2万円の損、もしくは得に
1万通貨の場合は、1円動けば1万円の
損、得になるという事になります。
必要証拠金
取引量÷レバレッジ=必要証拠金
例えば1ドル100円で1千万取引する場合
レバレッジ200倍とすると
5万円が、必要証拠金になるわけです。
逆に計算した場合
5万円あれば、レバレッジ200倍で
5万円×200倍の1千万円分の
取引が可能、という事になります。
証拠金維持率
10万通貨を取引する場合は
5万円分の必要証拠金が必要になる
という事は先ほど説明しました。
証拠金÷必要証拠金=証拠金維持率
証拠金を10万入金しているのであれば
10万÷5万=証拠金維持率200%
このように、計算する事が出来ます。
ポジションと証拠金維持率
証拠金を10万円入金している場合
レバレッジ200倍とすると2千万円分
1ドル100円とすると20万ドル分の
ポジションが持てるようになります。
上記と同じ計算ですが、10万通貨で
1千万円分のポジションが持てます。
必要証拠金を出すには、200倍で割り
必要証拠金は5万になります。
これを証拠金維持率200%と言います。
例えば10万通貨で取引をした際に
60pipsマイナスに動いてしまった場合
10pipsが1万円になるので、
合わせて6万円の含み損になります。
この際の証拠金維持率の計算としては
預けている証拠金10万円分から
マイナスになった6万円分を差し引いた
4万円÷必要証拠金5万円=80%
よって証拠金維持率は80%となります。
まだよく理解が出来ない方は
何回も動画を見返してみて下さい。
マージンコール(追加証拠金)
大きく損をしないための措置として
100%を割ると、追加で証拠金の
支払い請求が来る場合があります。
これを、マージンコールと呼びます。
また50%を割るとマージンカット、
強制ロスカットとも呼ばれる
強制的に損を確定する仕組みが
証券会社には存在します。
証拠金維持率の例で言えば
証拠金10万円から6万マイナスになり
証拠金維持率が80%になってしまったため
1万円追加で払って100%にして下さい
これを追証を入れると言います。
海外証券のほとんどは0%になるまで
マージンカットが入らないのが多く
こちらを選ぶのも1つの方法です。
復習
・10万通貨で1円動くと10万円の損、もしくは得になる
・証拠金×レバレッジ=得られるポジション
・取引量÷レバレッジ=必要証拠金
・証拠金÷必要証拠金=証拠金維持率
もしも含み損になった場合は、
証拠金からマイナス分を差し引く
含み益の場合は、証拠金にプラスする
慣れていない方には
難しい考え方かもしれませんので
理解するのが難しい場合は
最初から動画を見返してみて下さい。
今回もありがとうございました。
5万円分の必要証拠金が必要になる
という事は先ほど説明しました。
証拠金を10万入金しているのであれば
10万÷5万=証拠金維持率200%
このように、計算する事が出来ます。
レバレッジ200倍とすると2千万円分
1ドル100円とすると20万ドル分の
ポジションが持てるようになります。
1千万円分のポジションが持てます。
必要証拠金を出すには、200倍で割り
必要証拠金は5万になります。
これを証拠金維持率200%と言います。
60pipsマイナスに動いてしまった場合
10pipsが1万円になるので、
合わせて6万円の含み損になります。
預けている証拠金10万円分から
マイナスになった6万円分を差し引いた
4万円÷必要証拠金5万円=80%
よって証拠金維持率は80%となります。
何回も動画を見返してみて下さい。
100%を割ると、追加で証拠金の
支払い請求が来る場合があります。
これを、マージンコールと呼びます。
強制ロスカットとも呼ばれる
強制的に損を確定する仕組みが
証券会社には存在します。
証拠金10万円から6万マイナスになり
証拠金維持率が80%になってしまったため
1万円追加で払って100%にして下さい
これを追証を入れると言います。
マージンカットが入らないのが多く
こちらを選ぶのも1つの方法です。
・証拠金×レバレッジ=得られるポジション
・取引量÷レバレッジ=必要証拠金
・証拠金÷必要証拠金=証拠金維持率
証拠金からマイナス分を差し引く
含み益の場合は、証拠金にプラスする
難しい考え方かもしれませんので
理解するのが難しい場合は
最初から動画を見返してみて下さい。